八富三の備忘録

主に旅行の備忘録、その他の記事も追加していきたいところ

甲府と清里、高原の諸行は無常(2018/9 山梨&佐久旅行記 Part.1)

お久しぶりです。

院試等々で夏休みの到来が遅くなり、8月中はほとんど何も出来ていませんでしたが、9月になり多少の時間が空いたため、帰省ついでに山梨県(と長野県)の方に一人旅に行ってきましたので、ご報告をさせていただきます。

9月18日

まずは我が地元、静岡県の浜松から電車で山梨県甲府市まで向かった。

浜松7:04発ホームライナー静岡4号で静岡へ。

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ホームライナーは乗車券の他に320円の乗車整理券が必要となるが、320円くらいなら課金してしまって快適な旅にしてしまうのは基本。

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静岡県出身といえど、静岡市に来ることは実はあまりないので、今度一回静岡市も詳しく見てみたいと思っているところ。

次に身延線の特急「(ワイドビュー)ふじかわ」1号で甲府に向かった。

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静岡8:17発。先ほどと同じ373系車両。このように浜松~甲府間を特急用の373系のみで移動することができるのだ。

この(ワイドビュー)ふじかわは東海道線を富士まで走った後、富士から身延線というローカル線に乗り入れている。この際、富士から進行方向が変わるため、静岡駅では後ろ向きに発車する。

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富士宮内船間の車窓。特急の名の通り、富士川沿いを走る。

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甲府盆地に入ってからはだいぶ開けた車窓になる。

10:28甲府着。

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甲府ではしばらく時間があったので、武田神社を訪れることにした。

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武田神社甲州の戦国武将・武田氏の居城であった躑躅ヶ崎館の跡に建てられており、その名の通り武田信玄公を祀っている。創建は大正8年と神社としての歴史は浅いが、武田氏の歴史を肌で感じられる場所である。

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祭殿。祭殿から右側に入って行ったところにある宝物殿では武田氏ゆかりの品々を見ることができる。(入場料あり、撮影不可)

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能舞台

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お堀。

武田神社参りが終わった後は、甲府駅前に戻り、早めの昼食を取ることにした。

www.kosaku.co.jp小作 甲府駅前北口店。

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うまい。

急いで食べた後、中央線と小海線を乗り継いで清里へ。

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小淵沢小海線に乗り換え。

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小海線については次回詳しく書く予定。

13:39清里着。

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清里ではレンタサイクル(何と電動アシスト付き!)を借りて野辺山方面までサイクリング。

 JR最高地点に行った話も次回書くとして、今回書くのはとりあえずここの話。

国立天文台 野辺山

ホームページによると、「日本の電波天文学の「聖地」」。何と入場無料。

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ミリ波干渉計。6台のアンテナをつなぐことで、最大で直径600メートルの電波望遠鏡に相当する画像を書き出すことができるらしい。

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45mの電波望遠鏡。巨大なブラックホールを発見した実績もあるとか。

清里に戻った後は萌木の村というところにあるRockという地ビールレストランで夕食。

rock1971.jp

 あろうことか食べたカレーの写真撮影を忘れていた。

清里を訪れたのは実は初めてではなく、10年以上前に一回家族旅行で来たことがあったのだが、その時と比べ大分街が寂れていた。駅前にたくさんあったファンシーショップのような店や怪しげな土産物屋さんもそのほとんどが閉店、さらには売り物件になっており、ほとんどゴーストタウンのようになっていた......

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もしかすると清里以外にもこのように廃れてしまった観光地って結構あるのかもしれない。盛者必衰の理と言ったところか。

 

初日の宿は清里の隣の甲斐大泉の駅からほど近いペンションであった。なので、列車で甲斐大泉に向かってみたのだが...

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↑駅舎。暗すぎる。

さらに宿の方まで歩き始めるとすぐに街灯など全くない、完全な暗闇になった。

 宿にはたどり着いたからよかったものの、本気で引き返そうかと思った。

 

とりあえず今回はここまで。次回もよろしくお願いします。