特急あさぎり乗車記録
さて、去る2018年1月3日、小田急電鉄の特急あさぎり号に乗車したので、ご報告をしたいと思う。
関東から実家のある静岡県浜松に帰るのに利用した、というわけだ。(多少鉄道趣味をかじっている方ならば、決して頭のいいことでないのはお分かりかと)
特急あさぎりのことについては各自、Wikipedia等で学んでいただきたい。自分もそこまでディープなオタクではないため、ここでは割と表面的なことの記載にとどめることとしたい。
池袋なら何度も行った経験があるので多少土地勘があるものの、田舎者の自分としては新宿はよくわからなかった。
実は自分、ほとんど小田急童貞といってよいものである。ウキウキしながら改札を通る。
ちょうど自分が改札を通ったら特急はこね号がいた。
小田急50000形VSE。現在の小田急のフラッグシップ車両である。
3が日の最終日ということもあり、満員だった。
小田急新宿駅では他にも車両や駅設備を撮影したがここでは省略。
今回乗車した車両はこちら。
小田急60000形MSE。今回乗車したのは新宿始発であったが、地下鉄にも乗り入れることがあるようである。
今回乗車したのは特急あさぎり11号。停車駅は新宿(12:50)、新百合ケ丘(13:10)、相模大野(13:20)、本厚木(13:34)、秦野(13:47)、松田(14:00)、御殿場(14:32)。相模大野までは後ろ4両えのしま11号片瀬江ノ島行きを併結していた。
次に車内設備について。全体的に木目調でシックな感じ。
座席は座り心地はまあ普通よりすこしいいかなくらいだと思った。
日本車輌製で2007年製造のようである。
トイレはこんな感じ。
十分に広く使いやすい。
車内に売店があるのだが、あいにくこの日は営業していなかった。
自動販売機
さて、各座席のポケットの部分にはこのような小田急車内限定の無料のるるぶがあったので記念に貰ってきた。
さて、3が日ということもあり、ある程度車内が混んでいることを予想していたのだが、予想に反して車内は空いており、特に秦野から先は同じ5号車の中に乗っていた客は10人ほど。快適な旅を送ることができた。
秦野を過ぎたあと、新松田駅の手前で連絡線を通り、小田急小田原本線からJR東海の御殿場線に乗り入れる。
(写真からは分かりにくいと思うが、車両は連絡線上を走行しており、左手に見えるのが小田急小田原本線の複線である。)
連絡線を通過するとすぐにJR御殿場線の松田駅に到着する。松田駅は1番線が特急あさぎりの専用ホームになっている。
松田駅を通過すると富士山がくっきり見えるようになる。いい写真が撮れなかった...
JR御殿場線に入ると一気に都会の喧騒を抜け、のどかな山や川、そして富士をのぞむ。景色がすばらしい。
松田駅を出発して30分弱で終点御殿場に到着し、今回の特急あさぎり乗車は終了した。
今回乗車した小田急60000形の連結部分の顔はこんな感じである。
御殿場からはJR御殿場線沼津行きに乗り換え。もちろんワンマン2両編成。
ところで、なぜ自分が今回特急あさぎりに乗車しようかと思ったかというと、特急あさぎりがなくなるからである。正確にいうと、今年の3月17日のダイヤ改正で名称が「あさぎり」から「ふじさん」に変更になるということである。
http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/8731_0522542_.pdf
↑小田急電鉄株式会社の「HELLO NEW ODAKYU」
実際運行区間が変更になるとか減便になるとかいうわけではなく、ただ単に名称が変わるだけ(時間もすこし変わるか。)なのだが、やはり鉄道ファンとしては、「あさぎり」という名前に愛着や憧れを持っていたわけで、「あさぎり」のうちに乗っておきたかった、というのが今回乗車した最大の理由である。というわけで、特急「あさぎり」に乗車したい人、なるべくお早めに。
最後におまけとして、御殿場以降に撮影した写真を3枚ほど。
御殿場線岩波駅付近(くらいだった気がする)から撮影した富士山。静岡県民といえども、浜松出身の自分としてはあまり富士山というものに縁がなかったような気がするが、やはり間近で見る富士には圧倒される。
沼津駅の運賃表。写っている半分くらいがJR東日本の路線なので、がっつり東海の路線ばかりが写っている浜松なんかの運賃表と違い、オレンジと緑が半々くらいなので面白い。
沼津駅のおみやげ屋さんにいたラブライブ!サンシャイン!!のルビィちゃん。自分はラ!サ!!だったら果南ちゃんが好きなんだけど、このルビィちゃん、えっちくない?