八富三の備忘録

主に旅行の備忘録、その他の記事も追加していきたいところ

小海線撮影旅行記その1(2018/9 山梨&佐久旅行記 Part.2)

前回の記事の続きです。

今回の旅行は日本一標高の高いところを走る普通鉄道であるJR小海線を撮影&乗覇を主な目的としたものだったのでそれに関する報告を。

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緑の線が小海線

9月18日

前回の記事にも書いた通り、昼過ぎに甲府から小淵沢を経て小海線清里へ。

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229D 小淵沢(13:13)→清里(13:39)

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清里からレンタサイクルでJR最高地点(第3甲州街道踏切)に向かった。

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www.google.com

ここで数枚撮影。

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この日は野辺山地点で撮影を終えた後、清里で夕食をとり、宿のある甲斐大泉へ。

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夜の甲斐大泉で撮影

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駅名標

9月19日

宿を5:30にスタート。

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 朝の甲斐大泉

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222D 小淵沢行(一番列車)に乗車

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朝焼け小淵沢

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この日最初の撮影ポイントは、小淵沢大カーブと呼ばれる撮影の名所。

www.google.com小淵沢駅からは徒歩30分くらいのところにあり、直接行けばだいぶ余裕があったはずなのだが、今回歯ブラシを持参するのを忘れており、前日に歯を磨くことができていなかったので、コンビニに寄ってから向かうことに。コンビニも近くになかったので到着がギリギリになってしまった...

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小淵沢駅の近くから見える南アルプスの山々。

撮影場所付近に到着したのは列車が通過する5分前くらいになってしまった。

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220D 小淵沢行を撮影。

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撮影が終わって、小淵沢駅に戻り始めた頃には、だいぶ太陽も昇り、高校生も通学をするような時間帯になっていた。高原の朝の空気はやはり都市部のものとは違うように感じられた。

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まだまだ続くが、ここで一回切らせていただく。次回の記事もよろしくお願いします。

甲府と清里、高原の諸行は無常(2018/9 山梨&佐久旅行記 Part.1)

お久しぶりです。

院試等々で夏休みの到来が遅くなり、8月中はほとんど何も出来ていませんでしたが、9月になり多少の時間が空いたため、帰省ついでに山梨県(と長野県)の方に一人旅に行ってきましたので、ご報告をさせていただきます。

9月18日

まずは我が地元、静岡県の浜松から電車で山梨県甲府市まで向かった。

浜松7:04発ホームライナー静岡4号で静岡へ。

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ホームライナーは乗車券の他に320円の乗車整理券が必要となるが、320円くらいなら課金してしまって快適な旅にしてしまうのは基本。

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静岡県出身といえど、静岡市に来ることは実はあまりないので、今度一回静岡市も詳しく見てみたいと思っているところ。

次に身延線の特急「(ワイドビュー)ふじかわ」1号で甲府に向かった。

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静岡8:17発。先ほどと同じ373系車両。このように浜松~甲府間を特急用の373系のみで移動することができるのだ。

この(ワイドビュー)ふじかわは東海道線を富士まで走った後、富士から身延線というローカル線に乗り入れている。この際、富士から進行方向が変わるため、静岡駅では後ろ向きに発車する。

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富士宮内船間の車窓。特急の名の通り、富士川沿いを走る。

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甲府盆地に入ってからはだいぶ開けた車窓になる。

10:28甲府着。

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甲府ではしばらく時間があったので、武田神社を訪れることにした。

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武田神社甲州の戦国武将・武田氏の居城であった躑躅ヶ崎館の跡に建てられており、その名の通り武田信玄公を祀っている。創建は大正8年と神社としての歴史は浅いが、武田氏の歴史を肌で感じられる場所である。

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祭殿。祭殿から右側に入って行ったところにある宝物殿では武田氏ゆかりの品々を見ることができる。(入場料あり、撮影不可)

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能舞台

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お堀。

武田神社参りが終わった後は、甲府駅前に戻り、早めの昼食を取ることにした。

www.kosaku.co.jp小作 甲府駅前北口店。

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うまい。

急いで食べた後、中央線と小海線を乗り継いで清里へ。

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小淵沢小海線に乗り換え。

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小海線については次回詳しく書く予定。

13:39清里着。

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清里ではレンタサイクル(何と電動アシスト付き!)を借りて野辺山方面までサイクリング。

 JR最高地点に行った話も次回書くとして、今回書くのはとりあえずここの話。

国立天文台 野辺山

ホームページによると、「日本の電波天文学の「聖地」」。何と入場無料。

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ミリ波干渉計。6台のアンテナをつなぐことで、最大で直径600メートルの電波望遠鏡に相当する画像を書き出すことができるらしい。

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45mの電波望遠鏡。巨大なブラックホールを発見した実績もあるとか。

清里に戻った後は萌木の村というところにあるRockという地ビールレストランで夕食。

rock1971.jp

 あろうことか食べたカレーの写真撮影を忘れていた。

清里を訪れたのは実は初めてではなく、10年以上前に一回家族旅行で来たことがあったのだが、その時と比べ大分街が寂れていた。駅前にたくさんあったファンシーショップのような店や怪しげな土産物屋さんもそのほとんどが閉店、さらには売り物件になっており、ほとんどゴーストタウンのようになっていた......

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もしかすると清里以外にもこのように廃れてしまった観光地って結構あるのかもしれない。盛者必衰の理と言ったところか。

 

初日の宿は清里の隣の甲斐大泉の駅からほど近いペンションであった。なので、列車で甲斐大泉に向かってみたのだが...

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↑駅舎。暗すぎる。

さらに宿の方まで歩き始めるとすぐに街灯など全くない、完全な暗闇になった。

 宿にはたどり着いたからよかったものの、本気で引き返そうかと思った。

 

とりあえず今回はここまで。次回もよろしくお願いします。

良いことと悪いことのバランスはなんだかんだ取れているのではないかという話

良いことと悪いことがありました。

良いこと

院試に受かりました。

 

 

 

 

 

 

ほんと?

俄かには信じがたいんだけど何度確認しても俺の番号はあるし本当に受かったらしい。

なんで受かったのか本当にわからないが、勉強教えてくれたり、一緒に勉強会してくれたりした人たちのおかげです。ありがたいこと。

まぐれとはいえ実際嬉しいです。どれくらい嬉しいかというと、東大理Ⅲに合格した時のルシファー(9浪)くらい。

 

悪いこと

昨晩怪我をした。

食器を洗っていたところ、グラスを割ってしまい右手の親指をぱっくり。シンクの周りが血だらけになり、洗ったり止血したりする過程でそこら中に血痕が。。。

その時の様子。

急いで病院に行ったものの1時間くらい止血してもまた血が出たりしたので結局縫合することに。3針縫いました。

これから自分で消毒したり軟膏塗ったりしなきゃいけないかと思うと気が重い。

 

その一ヶ月くらい前にも悪いことがあって。

8月8日に食中毒になった。原因はカンピロバクター。おそらく居酒屋で食った鶏のレバ刺しが原因。多分腹の調子があまり良くないのにあれを食ったせいで発症しやすくなってしまったんだろう。

これが院試の直前だったから割と大変で、8日の夜に発熱した後、12日まで熱が下がらず。そこから小康状態になったものの17日夜に再び熱が上がり、19日の夜まで発熱が続いた。で、20日に院試本番。

おかげで今日まで2週間余計な心配をし続ける羽目になった。明らかに人より勉強たりてなかったし。まあ本番できなかったのは英語なんであんまり関係なかった説はありますが、、、

 

 

まあこんな感じで良いことと悪いことが一気にドッときたんで、量としては同じくらいで釣り合いが取れているんじゃないかと思った。普通の人間には人生でまあだいたいこれが同じくらいあって、ちょっと良いことが多いか、悪いことが多いか。でもまあ一気にこう来られると疲れる。

とりあえず残り少なくなってしまった段階でやっと夏休みが始まったみたいなところがあるので、有意義に使いたいと思う。以上、ゆるキャンを見ながら。

きりたんぽのあきたこまちと新幹線こまち(北への旅路・2018/3 札幌~青森~秋田旅行記 Part.4)

北海道・北東北旅行の記事は今回が最後。最終日は内容が薄いため3日目の夜と合わせて書こうと思う。

第4章:3月16日(夜)、3月17日

秋田で予約していたホテルが駅から若干遠く、まだ寒い秋田の夜を20分近く歩いた。

「秋田といえばきりたんぽだし、逆にそれしか知らん」ということで晩御飯はきりたんぽを食べに繁華街の川反通りへ。

marutomisuisan.jpn.com

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薬味のようなものが聞いてて美味しかった。また焼いて味噌だれをつけたきりたんぽも食べたけど、そちらは大体五平餅みたいな感じ。日本酒もうまかった。

この日はホテルに帰った後、洗濯と入浴をして就寝。

 

翌朝、ホテル近くに「ねぶり流し館」という施設があったので訪れた。

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www.city.akita.lg.jp竿灯祭りについての展示や、商店を営んでいた住宅の展示なんかがある。

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ねぶり流し館を出た後は、周辺で何か見るものはないかとぶらぶらしたが、特に何もなかったのでそのまま秋田駅へ。久保田城址とかもあったけど特に城に興味がなかったためスルーしてしまった。

秋田駅ではお土産などを買った後ホームへ。

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ん?

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おお〜〜〜

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E6系 秋田新幹線「こまち」

秋田新幹線といえば一番運転した新幹線だが(電車でGo!の話)、乗るのは初めてだったので興奮。

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東京まで乗りました。

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さようなら秋田。

秋田新幹線は大曲でスイッチバックする。スイッチバックする新幹線はおそらくこれだけ。(正確には、盛岡〜秋田間は在来線を新幹線が走る形になっているので、新幹線ではない)

秋田駅で駅弁を買った。

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大館駅名物の鶏めし。

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中はこんな感じ。

また駅のお土産屋さんでこんなものが売ってたんで買ってしまった。

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「スーパーこまちビール」は「こまちビール」に名称を変更し販売いたします!ーJR東日本秋田支社

こまちビール。アルトという種類のビールらしい。味はあんまり覚えてないけどフルーティで若干酸味がある感じだったかなと思います。

とりあえず旅程は以上です。東京からは東海道線の快速とホームライナー浜松を乗り継いで浜松まで帰りました。

以下、今回の旅行で買ったお酒を紹介。

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右:サッポロクラシック。ビールです。いつも飲んでるヱビスと比べるとクセが少なく飲みやすいんじゃないかなあ(適当)

中:青森シードル。りんごの発泡酒です。サイダーみたいな感じでお酒が好きじゃない人も飲みやすいかも。

左:鳥海山純米大吟醸。これまだ飲んでません。一緒に飲んでくれる人を募集。

ねぶたの街とリゾートしらかみ(北への旅路・2018/3 札幌~青森~秋田旅行記 Part.3)

院試等の影響で更新してなかったんですが、院試は8/21に終わっているので、それ以降更新していなかったのは単にサボっていただけです。(多少体調を崩していたというのはありますが...)

第3章:3月16日

この日の朝は宿の最寄り駅である浅虫温泉駅からスタートしました。

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青森市街で朝ごはん。自分は全く下調べしていなかったので、同行の甘栗氏に連れて行っていただきました。

nokkedon.jp朝から海鮮丼!のっけ丼は市場内にある新鮮な魚介類を好みで白ご飯に乗っけていく、贅沢な丼。

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大間産マグロとか、イクラとかホタテとか、食事券の枚数が許す限り乗せ放題。俺はここでホヤ貝のうまさに目覚めた。

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魚菜センター本店の内部。こういうところに来ると広角レンズが欲しくなるんだよなあ。

次に行ったのがここ。

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この圧倒的存在感の建物が「ねぶたの家 ワ・ラッセ」、ねぶたの資料館である。

www.nebuta.jp

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顔はめパネルにくそうかれる甘栗氏。

館内にはねぶたの歴史についてのパネル、体験コーナーなどあったりするのだがやはり一番の見所は大型ねぶただろう。

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ウォー!

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スゲー!!

(イマイチ凄さが伝わらなかった場合、それは自分の写真の腕に起因します)

これらのねぶたは実際に昨年使われたものらしい。ねぶた祭りに行きたさが無限に高まった。実際もっと細部の写真とかも撮ってたのだが、どれくらい載せていいのかわからなかったのでこのくらいで。見たければ青森まで行ってくれ。

次は青函連絡船八甲田丸。

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

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函館で見た摩周丸とセットの入場券があるのでそれがかなりお得。

前日の摩周丸ではあまり見れなかった船尾の部分もいい写真が撮れた。

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青函連絡船が物流においても重要な役割を果たしていたことがわかる。

摩周丸と違った八甲田丸の特徴は車両甲板が公開されていることである。車両甲板では今では使われなくなってしまった国鉄の車両たち(実物)を見ることができる。

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キハ82形。特急型気動車

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DD16

青森駅前にA-FACTORYというJR東日本系列のお土産がいっぱい売ってる施設がある。

www.jre-abc.comここで売ってる青森シードル(※お酒です)はなかなか美味しいのでぜひ。

アップルパイを食べた。

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また駅から少し歩いたところに「アスパム」という物産館がある。

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www.aomori-kanko.or.jp

この圧倒的存在感、青森市のランドマークになっている(?)

ここでは青森県内の様々なお土産を売っている。ここで買った津軽びいどろのぐい呑みは自宅で日本酒を飲む際使ったりしている。

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可愛くて良いでしょ?KITTE博多に売ってたんですよ(泣)

今回は行かなかったが、展望台なんかもあるので、いいかも。

これだけ巡って昼くらいだったので、青森市内は見るところがコンパクトにまとまっていて観光するにはちょうど良い街だった。郊外に行けば有名な温泉や風光明媚なところが多くあるので、青森おすすめ。風の街・蟹田も近い。

13時半ごろ青森駅に戻る。

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ここからが旅の主題。快速リゾートしらかみ乗車記である。

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HB-E300系気動車 リゾートしらかみ4号 「橅」編成

東日本旅客鉄道株式会社 秋田支社:五能線 リゾートしらかみの旅

「これに乗りたくて」青森まで来たのだ。

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www.youtube.com

青森を発車した後、弘前まで奥羽本線を走行、弘前スイッチバックし、川部から五能線に入る。

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(川部駅田んぼアートで有名な南津軽郡田舎館村にある)

自分の乗っていた4号では途中の千畳敷駅で15分の停車があり、千畳敷で下車しない乗客も途中下車できる。

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名勝・千畳敷海岸

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荒々しい日本海

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千畳敷を出る。

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雲の隙間から光が差し込み、神秘的な写真が撮れた。

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深浦でリゾートしらかみ「青池」編成と列車交換。

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深浦から2時間ほどで終点秋田に到着。青森からは約5時間、非効率かもしれないが楽しい旅だった。

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今回の旅のメインディッシュ、5時間の豪華なリゾート列車の旅、極めて寒い北東北まで来た甲斐があったよ。五能線から眺める日本海は絶景だった。

途中下車とかして色々巡りながらという旅もよかったかもしれないが時間的に今回は乗り通すことにした。またリゾートしらかみは乗る列車によっては津軽三味線の生演奏や語り部の方の話を聞くことができたりするらしいので、青森・秋田を観光しようとしている方はぜひ候補に入れて欲しい。

特急北斗と北海道新幹線と浅虫温泉(北への旅路・2018/3 札幌~青森~秋田旅行記 Part.2)

元々備忘録として始めたとはいえ、誰が見てるのこれ?って感じなのでさすがに若干悲しい気がするけど書いていきます。

第2章:3月15日

この日は札幌駅内のミスタードーナツからのスタート

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北海道のお土産を買っていけばみなさん喜んだと思うんですけど、これから色々行くし、ここで手荷物が増えたら少し苦しくなるかなと思ったのでトラピストキャンディーだけ買った。(気がする。)

札幌駅から乗車したのは特急スーパー北斗キハ281系気動車

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この車両はいわゆる制御付振り子式車両というやつで、これについては以下の記事を読んでもらえるとよくわかる(?)かと思うが、

振子車両・車体傾斜車両 ー 鉄道総研

簡単に解説すると、振り子式車両とは、カーブを通過するときに速度を落とすのを防ぐため、振り子の原理を利用して、車体ごと傾ける(車体傾斜の中心を車体の重心よりも高く設定し、カーブを通過するときにかかる遠心力を利用して車体を傾ける。車体と台車の間に振り子ばり(円弧のような形をした部品)、さらにその下にコロを設置することで、スムーズに傾斜を行うことができる)ものなのだが、これだと傾斜装置の間の摩擦などの関係で、一定以上の遠心力がかからないと車体が傾かず、また元に戻らないため、「振り遅れ」や「揺り戻し」とよばれる揺れが発生し、乗り物良いの原因となっていたが、制御付き振り子式車両では、車上の制御装置にあらかじめカーブの情報を記録しておき、ATS地上子から位置情報を検出することで、カーブの位置を予測し、あらかじめ搭載されているカーブの情報から振り子角の目標値を計算し、空気圧シリンダーによって振り子角を制御する、というものだ。(どこが簡単に解説する、だ)。これによりキハ281系は最高130km/h(現在は120km/h)の高速運転を行うことができている。

高速運転とはいえ、函館まで3時間40分の長旅である(距離があるからね。300km超)。内浦湾の海の景色を眺めたり寝たりしながら過ごした。車両も製造から25年近く経ってところどころ痛み始めている様子で、網棚のプラスチックの部分の補修を新聞紙とガムテープでやってたりしていた。(なんで写真撮ってないんだろう)

[7/22 17:56 追記]甘栗氏から写真を提供していただきました。

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ありがとうございます。

函館駅

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14時を過ぎていたが、函館朝市の恵比寿屋食堂(だった気がする...)で昼食を食べた。

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うまいかったですよ。当たり前か。

そのあとは青函連絡船摩周丸を見学。

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ホーム - 函館市青函連絡船記念館摩周丸

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この船尾の部分に鉄道車両(荷物車とか)を入れて津軽海峡を渡っていた。

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「TOKYO」という文字が消されている。よく見ないとわからないが、「函館」という文字の下にも「東京」と隠れている。

船内の様子。(一応お金を払って入場する施設なのでパネルとかは載せないから大丈夫だとは思うんですがヤバかったら指摘していただけると助かります。)

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JR北海道のロゴ、錨、国鉄のロゴ

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歴代の船長やマリンガールなどの制服

展示内容としては、船で実際に使われていた機会や部品、青函連絡船沈没事故に関するパネル、操舵室や無線室など、結構色々ある。

甲板に登ることもできる。甲板からは函館の街を眺めることができる。

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函館中心部

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右に写っているのは函館山かな?

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造船所だろうか?

摩周丸を出たら近くのスーパーみたいなところでサッポロクラシックを2瓶購入し函館駅へ。次の目的地は新幹線との乗換駅である新函館北斗駅に向かう。

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快速はこだてライナー、733系1000番台電車。知らなかったんだけど新函館北斗までは電化されてたのね。今回はこれには乗らず、

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キハ183系特急北斗に乗車。ちょうどこの2日後、3月17日のダイヤ改正をもってキハ183系の北斗からの定期運用離脱、北斗がスーパー北斗に統一されたので、最後に貴重な特急北斗に乗ることができた。この時点で1日3往復だったしね。車内もレトロな国鉄型車両という感じで、もうこのような車両に乗ることは難しくなってきている気がする。(九州にも多く走っているけど結構改造されていると思う)

www.youtube.com

新函館北斗では結構待ち時間があったけれど、駅の外に出ても寒いだけでなにもないし、早々新幹線改札を通過。

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駅名標

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今はこのように車止めになっているが、2031年にはこの先札幌まで線路が伸びる。

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新幹線の到着。

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E5系でした。H5系じゃないのがちょっと残念だったがまあほぼ同じものなので。

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はやぶさ34号東京行き。途中駅がむっちゃ少ない最速達列車です。

ここでも北海道&東日本パスオプション券の強さが出ていて、この切符は新幹線に新函館北斗新青森間に乗車することができるのだが、青春18切符のオプション券だと木古内奥津軽いまべつ間にしか乗車できない。木古内奥津軽いまべつの両駅は見ていただいてもわかるように停車する新幹線の数が極端に少なく、それでいて乗り継ぎも悪いので、行動が極端に制限されてしまうのだ。

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新幹線に乗り込み青森へ。青函トンネルをくぐり終えて青森に出る様子もビデオで撮影したのでいずれアップロードできれば...

約1時間で新青森に到着

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新青森駅駅ナカにいろいろ展示してあっておもしろかった。例えば

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この棟方志功の屏風や、

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小型のねぶたとか。

青森駅の方に出るには一駅奥羽本線に乗る必要がある。

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701系。よく走ルンですとか言われるが、実際車体や台車も209系と近いものであるらしい。

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秋田支社の路線図。

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青森駅に到着。

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マジでショボい。

構内は結構広い駅なんだけど駅舎がショボくてボロいせいか、ほんまに県庁所在地の駅なんか?って感じすらある。

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青森に到着し、くそうかれる俺。

次は本日の最終目的地の浅虫温泉に向けて、青い森鉄道に乗車。

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浅虫温泉ではホテル南部屋・海扇閣に宿泊。

www.kaisenkaku.com

本当に素晴らしい宿で、9階にある展望浴場からは陸奥湾が一望できるし、行かなかったのだが毎日津軽三味線ライヴも行われている。

入浴後はサッポロクラシック純米大吟醸八甲田などを嗜んだ。

お疲れ様でした。

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LCCとジンギスカン(北への旅路・2018/3 札幌~青森~秋田旅行記 Part.1)

早いもので今年ももう半分が過ぎ、連日の灼熱でくたばっているところだ。温暖な春もおわり、平成すらも終わろうとしているのだからびっくりして死んでしまいそうである。

さて、暑いので涼しい思い出に浸ろうと思う(自然な導入)

今年の3月、札幌~青森~秋田を4日間にわたり旅行をしてきた。その様子を写真を交えながらお伝えしていこうと思う。

序章:計画

2017年3月、一緒に三江線に乗りに行った甘栗氏(Twitter : @gamik)と今年の春も旅行に行こうという話になり、お互いに行ったことのない路線で乗っておきたいものをピックアップしたところ、五能線予土線があがった。このうち五能線には、甘栗氏が東北地方に足を踏み入れたことがなかったことや、リゾート列車が走っていたことなどにより、今回の目的地として選ばれた。

ただし、問題があった。

自分の住んで居る九州・福岡県からは東北地方へのアクセスがよろしくない。特に値段を絞ってLCCで行こうとすると、青森・秋田はもちろんのこと、仙台にもほとんど便がない。

そこで目星がついたのが北海道・新千歳空港である。

目的地である青森・秋田まで遠くなく(近いとは言っていない)、北海道そのものも大変魅力のあるところなので、今回の出発地点としてふさわしいということになった。

今回の行程を表したざっくりとした図を作ったのでご覧いただきたい。

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赤線が1日目、青線が2日目、緑線が3日目である。黒字が下車駅。このほかにも札幌市営地下鉄とかにも乗ったが、ここでは割愛。

第1章:3月14日

西鉄大橋駅発のバスで福岡空港国際線ターミナルに向かい、そこから迷いつつも(福岡3年目にして初福岡空港だった)、国内線ターミナルに到着。

今回搭乗したのはこれ。

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あ!

LCCの中のLCCピーチ・アビエーション先輩である。これでもって福岡から新千歳まで飛ぶというわけだ。

機内の写真は特に撮影していないが、特に前の座席との間隔がやばかった。狭いなんてもんじゃない。おまけに背もたれは直角か若干の前傾だ。どうしろと。

自分が過去唯一利用したことがあったエア・リンガス(アイルランドの航空会社)と比べても狭かった気はします。でも2時間なんで許容範囲。

新千歳空港で甘栗氏と合流した後、札幌に向かうことに。

 

さて、今回利用した切符はこちらになります。

www.jrhokkaido.co.jpこの北海道&東日本パスJR北海道JR東日本青い森鉄道IGRいわて銀河鉄道北越急行の普通車自由席に乗り放題というもので、たいへんありがたいものなのだが、じゃあ青春18切符と何が違うの?という話になると思う。で、これを見ていただきたい。

「北海道&東日本パス」および「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」の発売について ー 北海道旅客鉄道株式会社、東日本旅客鉄道株式会社

つまり、対象期間なら6000円でオプション券を買えば1日だけ北海道内の特急自由席および北海道新幹線の立席に乗車できるというものだ。非常にありがたい。

 

旅行の話に戻ろう。

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721系4000番台、「快速エアポート」で札幌到着。

721系の話をすると、面白いなと思ったのは入り口に段差があるということだ。つまり通常の列車より床が一段高くなっている。この車両は電車(交流)だが、床の高さは気動車のそれぐらいになっている。座席は転換クロスシート。車内は結構混雑しておりさすがは北海道でも数少ない15分ヘッドというところか。

到着後、札幌でご好意により下宿に宿泊させてくれることになった友人のMISOZUCHEMICAL氏(Twitter:@chick_sam909、ありがとうございました)と合流し、北大構内などを散歩、氏の下宿に荷物を置かせていただいたあと、すすき野に繰り出した。

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はぇ〜。

大都会って感じだ

すすき野見学をしたあと(そういう店には入ってない)、ジンギスカンを食べた。

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最高かよ(店の名前忘れた)

このあとは桑園駅近くの温泉施設で温泉に入ったりしたあと、MISOZUCHEMICAL氏の下宿で飲んだ。

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焼きそば弁当と、

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サッポロクラシック

うまい。

比較的短時間ではあったが、北海道の恵みを味わった1日でした。寒かったし、積雪でコケそう(ってかコケてた)けどね。

 

ということで今回の記事Part.1はこれくらいにしておきます。これ以降も記事にする予定だけど院試間近なんで遅くなりそう。悪しからず。

以上でした。